〈サッカー〉菅野孝憲選手から学ぶ、38歳になってもJリーグの最前線で活躍し続ける理由とは。

2022年5月2日

〈サッカー〉菅野孝憲選手から学ぶ、Jリーグ最小GKが、38歳になってもJリーグ最前線で活躍し続ける理由とは。

JリーグのGKの平均身長が186.3㎝という中で、身長が170㎝台でもJリーグ最前線で試合に出場し続ける菅野孝憲選手。
Jリーグ通算出場試合数は、通算500試合以上。過去には日本代表にも選出されています。
所属チームのコンサドーレ札幌では、2022年シーズンも安定したプレーを披露し、主力選手としてご活躍されています。
そんな菅野選手が、「なぜJリーグの最前線で活躍し続けられるのか」にスポットを当ててお話していきます。

目次

① “Jリーグ最小GK 菅野孝憲選手”
② “日本屈指のGK菅野選手を支える強い信念”
③ “体格的に恵まれていない選手に求められること”

“Jリーグ最小GK 菅野孝憲選手”

現在、コンサドーレ札幌に所属する菅野選手。2022年シーズンも主力選手としてチームからの信頼も厚い。そんな菅野選手ですが、身長がとても低いGKとしても有名です。(Jリーグ登録上の身長は179㎝。実際は175㎝もないのではないかという噂もある。)

GKとしては、致命的ともいえる身長の低さですが、それとは裏腹にJリーグ通算569試合出場(2022年4月29日時点)、今シーズンも試合に出場し続けています。また、5月3日で38歳を迎えますが、パフォーマンスが落ちることなく、安定したパフォーマンスでプレーされています。
まもなく38歳を迎える菅野選手。チームの守備の要として活躍し続ける、日本屈指の守護神に2022年も大注目です。

“日本屈指のGK菅野選手を支える強い信念”

以前、菅野選手とお話しさせて頂く機会がありました。その時の印象的な言葉があります。それが、「精神的な衰えが、肉体的な衰えを加速させる。」という言葉。菅野選手が実際に体感したからこその言葉に重みがありました。というのも、京都サンガF.C.時代に気持ちが下がってしまった時期があったそうです。そしてそれと同時にパフォーマンスが下がり、怪我でチームを離脱してしまったと。
そういった経験があるからこそ、精神的なコンディションに気を配り、常に良い状態に整えることができる。それが結果として、この年齢でも安定したパフォーマンス発揮に繋がっているのだと感じました。
さらに、ベテラン的立場だからこそ、自分に対しての意見を求める姿勢を大切にしたいとのこと。
若手選手が菅野選手のようなベテラン選手に意見を言うのは気が引けてしまうこともあると思いますが、だからこそ、意見を言いやすい関係を構築することを意識されているのだろうなと感じます。そしてその関係性の質の高さによって自分に対する意見をもらうことができる。そうすることで、自分が気づけていない成長のためのヒントを見つけることができるのだと。
 そしてこの言葉に菅野選手が日本屈指のGKまで上り詰めた秘訣が隠されていると思います。
「変えられないことに悩むよりも、変えられることに悩む。」
「小さいと言われれば、大きい選手より、高く跳び、速く動き、強くなり、全ての面で上回ればいい。」
これまでこの信念を持ち続けてきたからこそ、こうして日本屈指のGKになれたのだと。これまでの活躍は、菅野選手が自分の信念を大切に、競技と向き合い続けてきたからこその結果でもあるです。

“体格的に恵まれていない選手に求められること”

GKとしてプレーしていく中で、もし身長が170㎝台だった場合、皆さんはどんなことを思いますか?
「もっと身長があったら、 身長が低いから、GKはやめておこう」
そんなことを考えてしまうのではないでしょうか?それもそのはずです。なぜなら、周囲の人たちが口にする常識が、その通りだと思ってしまうからです。
他のスポーツでも、体格的に恵まれていないことを理由に、自分の可能性を狭めてしまう選手もたくさんいます。
そこで自分に問いかけて欲しいのです。「自分が本当に目指したいところはどこなのか?自分と同じ状況でも活躍している選手は本当にいないのか?」と。
しかし、自分の体格をしっかりと受け入れ、自分が変えられることに意識を向けられたらいかがでしょう。間違いなく成長し続けることができるのではないでしょうか?そして、その成長を積み重ねた先に自分が本当になりたい姿が待っているのだと思います。そのような日々を積み重ねるからこその感動があります。
体格的に恵まれていない選手に求められること。それは、自分が変えられることに目を向け、日々成長を積み重ねていくということ。自分の意識を“変えられること”に向けて、これからも競技と向き合っていきましょう。

このコラムの著者

プロスポーツメンタルコーチ 加藤優輝
 Pro Sports Mental Coach Yuki Kato
6歳から22歳までプロサッカー選手を目指していたが、燃え尽き症候群によりプロになれずに現役引退。
 
その後、人命に関われる仕事に魅力を感じ、消防士という職を選択。
消防士として社会貢献していく中で、夢や目標に向かっている人をサポートしたいという思いが沸き起こり消防を退職。
 
退職後、自分自身が燃え尽き症候群になってしまった原因を解明すべく、脳科学、心理学、スポーツ科学、 EQなどを学ぶ。
 
その後、元日本代表プロサッカー選手や海外プロサッカー選手、国内プロサッカー選手、アマチュア選手などのメンタルをサポートし、サッカーチームでも様々な年代の選手をサポートする。
 
現在は、全国各地にいる「努力してるのに上手くいかない」、「努力してるのに結果が出ない」、「努力してるのに成長を感じられない」などといったアスリートの現状を変えていくために、最先端のスポーツメンタルコーチングを提供。

「望む結果を出し続けるアスリート」へと導き、選手の幸せに貢献することが信条。
 
活動エリアは、鹿児島を中心とする九州全域。

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