こんにちは!
プロスポーツメンタルコーチの加藤優輝です。
本日は、困難との向き合い方についてお話していきたいと思います。
いきなりですが、皆さんはポジティブアスキングを知っているでしょうか?
ポジティブシンキングは聞いたことはあってもポジティブアスキングは初めて聞くという方も多いのではないでしょうか。
実はこのポジティブアスキング、困難を乗り越えるための有効な手段となります。
私たちは目標を達成するまでの過程で、困難との対峙は避けては通れません。
目標が高くなればなるほど、降りかかってくる困難の数も増えていきます。
だからこそ、目標を現実にしていくには、困難とどう向き合うかが重要になっていきます。
例えば、試合でいいプレーができなかったとき、その現実をどのように受け止め、乗り越えようとしますか?
ある選手の場合ですと、
『俺なら大丈夫、次の試合は最高のプレーができるはず。』
このように、乗り越えようとするかもしれません。
ちなみに、これがポジティブシンキングになります。
本当に心の底から思えているのなら、問題はないと思います。
ですが、なぜいいプレーができなかったのかを理解せずに次の試合を迎えてしまう可能性があるので注意が必要です。
では、こちらの場合ですといかがでしょうか?
『どうしていいプレーができなかったのだろう。まだ他にやれることはなかったのだろうか。』
これが皆さんにお伝えしたいポジティブアスキングになります。
ポジティブシンキングとの違いは、
いいプレーができなかったことを前向きに捉えようとするのではなく、
どうしていいプレーができなかったのかを見つけようとしているということ。
ここが非常に大切になっていきます。
なぜなら、心の底では思えていないのに、前向きに物事を捉えようとすることで(ポジティブシンキング)、心と現実の大きな差に苦しくなってしまうからです。
だからこそ、ポシティブシンキングになるよりもポジティブアスキングを大切にして頂きたいのです。
困難に対して、前向きな問いかけ(ポジティブアスキング)をする。
そうすることで、心の底で思っていることとは関係なしに、脳は解決策を探し始めます。
また、心からポジティブになれている場合でも、ポジティブアスキングは効果を発揮します。
先ほど、ポジティブシンキングの注意点で、
“なぜいいプレーができなかったのかを理解せずに次の試合を迎えてしまう可能性がある”
とお伝えしました。
ですが、ここにポジティブアスキングを加えることで、いいプレーができなかった原因に意識がいくようになり、成長するための気付きを得ることができます。
つまりどのような選手にでもポジティブアスキングは効果を発揮するということになるのです。
是非、困難が目の前に現れたとき、
『どうすれば乗り越えることができるのだろう。』
このように前向きな問いかけをして頂けたらなと思います。
『困難からも得られることがたくさんある』と感じられると思います^^
ではまた✋
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