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他人の目が気になって、偽りの目標を持っているアスリートへ。人生の決定権は他人ではなく、自分自身。

スポーツメンタルコーチの加藤優輝です。

皆さんは、どんな目標を持って競技と向き合っていますか?

「オリンピックに出たい」

「プロになりたい」

「全国大会に出たい」

「スタメンになりたい」

人によって様々な目標があるのではないかと思います。

そこで皆さんに質問です。

その目標は、

心から実現したいと思える目標ですか?

この問いに対して、

「何としてでも実現したい目標です」

そんなふうに、素直に答えられるアスリートはどれくらいいるでしょうか?

きっと答えられるアスリート、

答えられないアスリート、

様々だと思います。

なぜこのような質問をしたのかというと、

本当は目指したい目標があるのに、

最初の一歩が踏み出せない。

そのようなアスリートをたくさん見てきたからです。

そんなアスリートに、

なぜそのような感情になってしまうのかを質問してみたことがあります。

すると、多くのアスリートが口にするのが、

「周りの人に馬鹿にされる」

「自分の能力じゃ無理」

「常識的に考えて厳しい」などといった理由。

僕はその言葉を聞くたびに、

ガッカリとした気持ちになってしまいます。

どうして、

「自分で自分の可能性を閉ざしてしまうのだろう」

「自分の人生を決断するのは他人ではなく自分自身なのに」と。

ここで誤解して欲しくないことが、

自分の目標に対して、

「何としてでも達成したい目標ですと言って欲しい訳ではないということ。

僕がアスリートの皆さんに伝えたいのは、

他人の目や常識を気にするのではなく、

「心からワクワクするような目標を目指していきましょう。」

ということなのです。

本当は挑戦したい目標があるのに、

自分の気持ちを誤魔化しているアスリートの皆さん。

そのまま競技を続けた未来に待っているものは何でしょうか?

きっとやり切れない気持ちのまま、

競技から離れていくことになるでしょう。

後悔という気持ちとともに、

この先をずっと生きていくことになるでしょう。

そして何か挑戦したいことが出てきたときも、

自分の気持ちを誤魔化して逃げるように生きていくことになるでしょう。

そんな未来を皆さんはどう思いますか?

こんなにも本気で競技と向き合ってきたのに、

後悔だけが残り続けていく未来を。

後悔が残る競技人生なんて御免だ!という方もいるのではないでしょうか?

だったら答えは簡単です。

他人の目や常識を気にしてしまう原因を、
取り除いてあげればいいのです。

先程もお伝えした通り、

多くのアスリートが「周りの人に否定される」「自分の能力じゃ無理」「常識的に考えて厳しい」といった理由で、

挑戦したい目標に対して、

一歩を踏み出せないと言っています。

ここで考えて頂きたいのが、

この「周りの人に否定される」「自分の能力じゃ無理」「常識的に考えて厳しい」という理由は絶対だと言い切れるのか?ということです。

人は多くの人が言う意見が正しいと思いがちです。

人は自分が本気で考え出した答えが正しいと思いがちです。

そしてその思い込みが行動を生み出していることに気づいていません。

もちろんそのまま行動していく訳ですから、

それ相応の結果しか生まれませんよね?

だからこそ、

その凝り固まった考え方をほぐしてあげることが大切なのです。

ではまず、

「周りの人に否定される」について考えていきましょう。

ここで皆さんにお聞きしたいことがあります。

それが、

あなたの目標を否定してくる人はその目標を達成したことのある人なのでしょうか?と言うこと。

おそらく達成したことのない人がほとんどであると思います。

その目標を達成したことのないのに、

あなたを否定してくる。

本当にその人の意見は信用できるものなのでしょうか?

達成したことのない人の意見は、

あくまでも想像の中の意見でしかないのです。

そのような意見を受け入れてしまったら、

どんな競技人生になっていくのか。

簡単に想像することができるのではないでしょうか?

次に「自分の能力じゃ無理」について考えていきましょう。

この言葉について私が感じるのは、

そう感じることは別に悪いことではないということ。

大切なのは、

その感情をどう捉えるかだということなのです。

自分自身の心に問いかけてみてください。

これから先も能力は現状のままなのかと。

きっと多くの方が、

自分次第で成長することができると感じていると思います。

ここで皆さんに気づいて欲しいのが、

「自分の能力じゃ無理」は自分の成長を止めてしまうのだということ。

人間無理だと思えば本当に無理になってしまいます。

逆にどうすれば目標を達成することができるかを考えれば、

脳は目標達成する方法を考えます。

つまり自分次第で成長し続けることもできるし、

成長を止めることもできる。

どんな成長をしていくかは自分次第であり、

目標次第でもあるのです。

自分の能力じゃ無理ではなく、

心からワクワクする目標であるなら、

その目標を達成するために何ができるかを考えてみませんか?

最後に「常識的に考えて厳しい」について考えていきましょう。

この言葉を聞いたとき、

必ず思うことがあります。

それが、

常識って誰がつくったんだろうという気持ち。

よく考えてみれば分かることですが、

常識とは誰かが定義したことに対して、

多くの方が信じているから常識となっているのですよね?

つまり常識とは、

常識をつくった人が見てる世界観でしかないのです。

そもそもあなたの達成したい目標は、

全人口の何%が達成することができるのでしょうか?

きっと限りなく低い数字を想像することができると思います。

では多くの方が信じている常識に従った場合、

どんな結果が待っていると思いますか?

きっとそのような人たちと同じ結果が待っていますよね?

つまり常識を取り除くことが、
心からワクワクする目標を達成するために大切になるのです。

それでもあなたは常識に縛られて、

競技を続けていきますか?

アスリートの皆さん、

最後まで読んで頂きありがとうございました。

心からワクワクする目標があるなら、

挑戦することをお勧めします。

他人でも常識でもないです。

どんなときも人生の決定権はあなた自身なのです。

一度きりの人生。

心からワクワクするようなことに、

一歩踏み出してみませんか?

勇気を持って挑戦するあなたを、

理解してくれる。

応援してくれる。

そんな仲間は必ず存在します。

このコラムの著者

スポーツメンタルコーチ 加藤優輝
 Sports Mental Coach Yuki Kato
6歳から22歳までプロサッカー選手を目指していたが、燃え尽き症候群によりプロになれずに現役引退。 
その後、人命に関われる仕事に魅力を感じ、消防士になる。 
消防士として社会貢献していく中で、夢や目標に向かっている人をサポートしたいという思いが沸き起こり消防を退職。 
退職後、自分自身が燃え尽き症候群になってしまった原因を解明すべく、脳と心の仕組み・スポーツ科学、・EQなどについて学ぶ。
その後、サッカー元日本代表でもあるカレンロバートを専属サポート。
現在は、様々な競技で結果を残したいトップアスリートを中心に最先端のスポーツメンタルコーチングを提供。 
サポートした全選手がキャリアハイを更新中。
アスリートと共に記憶に残るシーンを創出し、スポーツの力で社会の心の温度を上げることがミッション。
「どんな状況でも結果を残すアスリート」へと導き、アスリートの気持ちに寄り添うことが信条。
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