こんにちは!
プロスポーツメンタルコーチの加藤優輝です。
本日は、無意識についてお話したいと思います。
皆さんは、無意識にやっていることについて考えたことはありますか?
実はこの無意識がプレー中のパフォーマンス発揮にとても大切になってくるのです。
人間は無意識に行っていることがとても多いです。
例えば、走るときで考えると、呼吸や腕の振り方、脚の動かし方は無意識です。
脈拍や心臓の動きなども無意識ですよね。
つまり、あらゆる習慣や人格、思考パターン、自律神経のコントロールなどのことをいいます。
このように無意識に行っていることは日常生活でもたくさんあります。
逆に意識的にやっていることとしては、『試合中に〇〇が起きたら自分は□□する』といったように、状況によって判断し、意思決定しているなどのことをいいます。
この無意識で自覚出来ないことを潜在意識、意識的で自覚出来ることを顕在意識ともいいます。
ちなみに潜在意識が現実をつくっているとも言われています。
また、顕在意識と潜在意識の合計を100%とすると、
顕在意識は約5%で潜在意識は約95%といわれています。

つまり意識的に行えることが少ないということは、プレーするときに、
あれを意識しよう、あれも意識しよう、あれもだ、あ、あれも…
といった風に、意識することを増やしてしまうことで、体がしっかりと動かずにパフォーマンスの低下に繋がってしまうということになります。
ならどうすればいいのか。
それは、無意識レベルでプレーできるようになればいいのです。
そのために日々の練習があります。
だからこそ、
日々の練習は何を意識して取り組んでいるか。
どんな目的意識を持っているのか。
それが重要になります。
無意識でできることが増えることで、試合でできることが増えていく。
その結果パフォーマンスが向上していくと言えます。
そのためにも練習に対する意識レベルを高めていきましょう。
アスリートにとって何かのきっかけになれば嬉しいです^^
ではまた✋