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こんにちは。
スポーツメンタルコーチの加藤優輝です。
本日は、無意識についてお話したいと思います。
皆さんは、無意識にやっていることについて考えたことはありますか?
実はこの無意識がプレー中のパフォーマンス発揮にとても大切になってくるのです。
では、どうして無意識が大切なのか。
その理由についてお話ししていきたいと思います。
2分ほどで読めますので、大事な場面でパフォーマンスを発揮したいという方は、ぜひ最後までお読みください。
① “人が意識できる量には限りがある”
② “無意識の方がパフォーマンスが高い理由”
③ “パフォーマンスを高めるためにできること”
人は無意識に行っていることがとても多いです。
例えば、走るという動作で考えてみましょう。
呼吸や腕の振り方、腕の動かし方は無意識です。
脈拍や心臓の動きなども無意識です。
つまり、あらゆる習慣や人格、思考パターン、自律神経のコントロールなどを無意識に行っていることが言えます。
では、意識的にプレーしようとしたとき、どのくらいのことを意識的に行うことができるでしょうか?
きっとそんなに多くのことを意識しながらプレーすることはできないのではないかと思います。
認知心理学でも、人間が瞬時に記憶できる情報の限界は3〜5つであると言われています。
これは、米国ミズーリ大学の心理学者ネルソン・コーワン教授が発表した論文でも述べられています。
これまでお伝えしたように、人の行動のほとんどが無意識だということが理解できたかと思います。
それでは、無意識がパフォーマンスが高い理由についてお話しします。
人には、意識脳と無意識脳があり、その2つの質量の合計を100%とすると、意識脳が17%、無意識脳が83%と言われています。
つまり人間が意識できる脳の容量には限りがあるのです。
これは、意識脳と無意識脳を比較した表になります。
このように、無意識脳の方が圧倒的にパフォーマンスが高いことが分かるかと思います。
このことから、意識することを増やすことで、体がしっかりと動かずにパフォーマンスの低下に繋がってしまうということが言えます。
だからこそ、あれもこれもと意識することを増やすのではなく、意識することを決めることが大切になるのです。
パフォーマンスを向上させるために、どんなことをすればいいのでしょうか?
それは、無意識にできるプレーの数を増やすことです。
そのために何ができるか。
それが日々の練習になります。
皆さんは日々の練習で、何を意識して取り組んでいるでしょうか?
何を意識するかで、その日の練習の質が変わります。
そして、質の高い日々を積み重ねてきたからこそ、ここ一番でのハイパフォーマンスを発揮することにつながるのです。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
これまで積み重ねてきたことを、大事な試合で最大限に発揮したいという方は、こちらのメールセミナーもおすすめです。
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