2020年12月25日 / 最終更新日時 : 2023年7月2日 Yuki KATO スポーツメンタル 【トップアスリート必見!】パフォーマンスを向上させるために大切なのは無意識 こんにちは。 スポーツメンタルコーチの加藤優輝です。 本日は、無意識についてお話したいと思います。 皆さんは、無意識にやっていることについて考えたことはありますか? 実はこの無意識がプレー中のパフォーマンス発揮にとても大切になってくるのです。 では、どうして無意識が大切なのか。 その理由についてお話ししていきたいと思います。 2分ほどで読めますので、大事な場面でパフォーマンスを発揮したいという方は、ぜひ最後までお読みください。 目次 ① “人が意識できる量には限りがある” ② “無意識の方がパフォーマンスが高い理由” ③ “パフォーマンスを高めるためにできること” “人が意識できる量には限りがある” 人は無意識に行っていることがとても多いです。 例えば、走るという動作で考えてみましょう。 呼吸や腕の振り方、腕の動かし方は無意識です。 脈拍や心臓の動きなども無意識です。 つまり、あらゆる習慣や人格、思考パターン、自律神経のコントロールなどを無意識に行っていることが言えます。 では、意識的にプレーしようとしたとき、どのくらいのことを意識的に行うことができるでしょうか? きっとそんなに多くのことを意識しながらプレーすることはできないのではないかと思います。 認知心理学でも、人間が瞬時に記憶できる情報の限界は3〜5つであると言われています。 これは、米国ミズーリ大学の心理学者ネルソン・コーワン教授が発表した論文でも述べられています。 “無意識の方がパフォーマンスが高い理由” これまでお伝えしたように、人の行動のほとんどが無意識だということが理解できたかと思います。 それでは、無意識がパフォーマンスが高い理由についてお話しします。 人には、意識脳と無意識脳があり、その2つの質量の合計を100%とすると、意識脳が17%、無意識脳が83%と言われています。 つまり人間が意識できる脳の容量には限りがあるのです。 これは、意識脳と無意識脳を比較した表になります。 このように、無意識脳の方が圧倒的にパフォーマンスが高いことが分かるかと思います。 このことから、意識することを増やすことで、体がしっかりと動かずにパフォーマンスの低下に繋がってしまうということが言えます。 だからこそ、あれもこれもと意識することを増やすのではなく、意識することを決めることが大切になるのです。 “パフォーマンスを高めるためにできること” パフォーマンスを向上させるために、どんなことをすればいいのでしょうか? それは、無意識にできるプレーの数を増やすことです。 そのために何ができるか。 それが日々の練習になります。 皆さんは日々の練習で、何を意識して取り組んでいるでしょうか? 何を意識するかで、その日の練習の質が変わります。 そして、質の高い日々を積み重ねてきたからこそ、ここ一番でのハイパフォーマンスを発揮することにつながるのです。今回も最後までお読み頂きありがとうございました。 これまで積み重ねてきたことを、大事な試合で最大限に発揮したいという方は、こちらのメールセミナーもおすすめです。 【アスリート限定・完全無料メールセミナー】「ここ一番でハイパフォーマンスを発揮できる人になる6つのステップ」登録はこちらから このコラムの著者 スポーツメンタルコーチ 加藤優輝 Sports Mental Coach Yuki Kato 6歳から22歳までプロサッカー選手を目指していたが、燃え尽き症候群によりプロになれずに現役引退。 その後、人命に関われる仕事に魅力を感じ、消防士になる。 消防士として社会貢献していく中で、夢や目標に向かっている人をサポートしたいという思いが沸き起こり消防を退職。 退職後、自分自身が燃え尽き症候群になってしまった原因を解明すべく、脳と心の仕組み・スポーツ科学、・EQなどについて学ぶ。 その後、サッカー元日本代表でもあるカレンロバートを専属サポート。 現在は、様々な競技で結果を残したいトップアスリートを中心に最先端のスポーツメンタルコーチングを提供。 サポートした全選手がキャリアハイを更新中。 アスリートと共に記憶に残るシーンを創出し、スポーツの力で社会の心の温度を上げることがミッション。 「どんな状況でも結果を残すアスリート」へと導き、アスリートの気持ちに寄り添うことが信条。 FacebookXCopy コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ