〈競泳〉池江璃花子選手から学ぶ、自分の力を発揮するための思考法。

2022年5月5日

〈競泳〉池江璃花子選手から学ぶ、自分の力を発揮するための思考法。

5/1まで行われていた競泳の日本選手権で、池江璃花子選手9月に行われるアジア大会の日本代表に選ばれました。
しかし、3月に行われた国際大会日本代表選考会では、派遣標準記録をクリアできずに、世界選手権への出場権を逃しました。
池江選手が、「日本選手権で結果を出した背景にはどんなことがあったのか」についてお話ししていきます。

目次

① “焦りを感じた国際大会日本代表選考会”
② “自分の泳ぎに意識を向けた日本選手権”
③ “結果を意識し過ぎた先に待っているもの”

“焦りを感じた国際大会日本代表選考会”

大病を乗り越え、競技復帰を果たした池江選手。しかし、国際大会日本代表選考会では、派遣標準記録を突破しようとタイムを意識しすぎたため、焦りが生じてしまったとのこと。
焦りが生じた理由として、病気になる前の自分の感覚との違いにあると池江選手は分析しているようです。
確かに、病気になる前は、後半になると池江選手の独泳状態なることの方が多かったです。そのこともあり、選手が自分の近くを泳いでいると、「自分が遅いのではないか、早く泳がないといけないんじゃないか」と周囲の選手に惑わされて自分の泳ぎに集中することができなかったと言っています。

“自分の泳ぎに意識を向けた日本選手権”

そして、日本選手権を臨むにあたって池江選手は、あることに意識を向けました。それが、肩甲骨を大きく動かす泳ぎです。
というのも、焦ってしまうと自分の泳ぎのテンポが速くなってしまうことから、大きな泳ぎ方によって、焦りという感情をコントロールしようとしたのです。
そして、大きな泳ぎ方を意識したことで、レースでのタイムを意識し過ぎてしまうことさえも克服してしまいました。

“結果を意識し過ぎた先に待っているもの”

競技をしていると、どうしても大事な場面で結果を意識してしまうことがあります。しかし、結果を意識し過ぎると焦りや緊張などを感じやすくなってしまいますなぜなら、結果というコントロールできないことを、コントロールしようとしているから。
コントロールできないことを自分の思い通りにしようとしても、コントロールする方法がない訳ですから、苦しくなってしまいます。だからこそ、自分がコントロールできることに意識を向けていくことが必要なのです。
今回の池江選手のように、自分自身の体の動かし方というコントロールできることに意識を向ける。そうすることで、自分の力を発揮することにつながっていきます。もし大事な場面で結果を意識し過ぎてしまった時は、自分のコントロールできることに意識を向けてみてください。
※参考記事:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220502/k10013608411000.html

このコラムの著者

ゴールキーパーメンタルコーチ 加藤優輝
 GK Mental Coach Yuki Kato
6歳から22歳までプロサッカー選手を目指していたが、燃え尽き症候群によりプロになれずに現役引退。
 
その後、人命に関われる仕事に魅力を感じ、消防士という職を選択。
消防士として社会貢献していく中で、夢や目標に向かっている人をサポートしたいという思いが沸き起こり消防を退職。
 
退職後、自分自身が燃え尽き症候群になってしまった原因を解明すべく、脳科学、心理学、スポーツ科学、 EQなどを学ぶ。
 
その後、元日本代表プロサッカー選手や海外プロサッカー選手、国内プロサッカー選手、アマチュア選手などのメンタルをサポートし、サッカーチームでも様々な年代の選手をサポートする。
 
現在は、全国各地にいる「努力してるのに上手くいかない」、「努力してるのに結果が出ない」、「努力してるのに成長を感じられない」などといったゴールキーパーの現状を変えていくために、GK専門のスポーツメンタルコーチングを提供。
 
「望む結果を出し続けるゴールキーパー」へと導き、選手の幸せに貢献することが信条。

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